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脇昌彦の水彩絵日記

折々に思い感じたことを記した絵日記

No.185 野外スケッチ異聞

南秋川の滝「南秋川の滝」F6 水彩



 野外スケッチはハプニングが付いて回る。天気の急変は良く有る。雨、風、雪、雹と事欠かない。水彩画は雨が大敵だけれど、若い頃はよく傘をさして描いていた。ファイブドア車の後ろのドアーを上げて、その下でトランクに腰掛けて描く。
 真冬の風花の散る冬空の中でも描いた。元旦の八ヶ岳山麓では絵の具が凍ってしまった。
 生徒を連れて利根川河畔にスケッチに出かけたときは、猛烈な北風が吹き我慢をして描いていたが、スケッチブックやパレットを風に飛ばされて池に落とす人が出て、とうとう昼で中止してバスの中に避難した。

  一人で山奥で描いていると、良く野生動物に出くわす。南アルプスの大山奥の時は、10mほど向こうで何かが動いた。何だろうと思って立ち上がってみると、可愛いイノシシの子供がいた。奇麗な縦縞だった。初めて目にする瓜坊だ。近くで見ようと4〜5歩いて途中でふと気付いた。親がいるはずだ!あわてて道具を車に投げ込んで中に避難した。

 秋の狭山丘陵では、くすんだ色をした野うさぎが横を通り過ぎて行った。私に全く気づいてない。

 正丸峠近くの民家に通じる石垣に座って描いていると、家の人が来て「この石垣の間にマムシが住んでいるから危ないよ」と言う。すぐに店じまいをした。
 
 両神山近くの二子山では後ろの薮の中でガサゴソと音がする。豚のような鳴き声がした。イノシシだった。じっと身を固くしているとやがていなくなった。描き終わって薮の向こうの畑を見ると、土が大きく掘り返されていた。芋を掘って食べたのだろう。

 車で走っていると猿や鹿も良く目にする。長野の安房峠の旧道で、熊とすれ違った。車を止めてバックミラーで見たがすぐに薮の中に消えた。さすがに熊はこの一回だけだった。

 こうして描いた絵は概して臨場感の有る良い絵になった。苦労をして描く熱意が絵に出るのかもしれない。
野外スケッチにはこんなハプニングがあって楽しい。






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プロフィール

脇 昌彦

Author:脇 昌彦
水彩画廊 suisaiga.jpを是非御覧ください。



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