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脇昌彦の水彩絵日記

折々に思い感じたことを記した絵日記

No.180 川遊び

緑陰小渓「緑陰小溪」F6 水彩


 子供時代の夏は海で遊ぶのがなによりだった。
5月頃になると待ちきれずに、小学校の帰りに遠回りをしてギラギラと光る海に出た。砂浜にランドセルや服を脱ぎ捨て、真っ裸で海に飛び込んだ。清々しい冷たい海水の中で、魚のように泳いだあの時の快感は忘れられない。
 むろん夏休みは毎日朝から海で遊んでいた。家から海水パンツ一枚で1km程の松林の中を歩いて海に行った。釣りに潮干狩り、貝取り、遠泳に地引き網の手伝いと陽が落ちるまで遊んでいた。昼ご飯を食べに家に帰り少し昼寝をして又海に出かけた。 台風の最中もだ。猛烈な風と見上げる程の波の中に翻弄されるのがたまらなく面白かった。夏休みが終わる頃は、日焼けで真っ黒になって、黒い顔に2個の目玉だけがが異様に白く光っていた。

 あれから海を離れ、都会の雑踏の中であたふたと忙しい60年近くの時を過ごした。瞬く間に過ぎて行った。今住んでいる所沢からは海は遠く、子供たちを何度か連れて行ったきりであった。時折無性に恋しいと思うときもあるが、年を取ってそれも諦めていた。

 しかしこの4〜5年可愛い孫達が、多摩川や秋川の川遊びに付き合ってくれるようになった。一緒に無邪気に冷たい渓流に飛び込んだりゴムボートに乗ったり、川魚を追いかける。60年前に帰ったようで実に楽しい。もう諦めていたのに、あの海で遊んだ感動がまた味わえるようになった。幾つになっても、自然の中で無邪気に戯れるのが最上の喜びだと思う。老人1人では川遊びは出来ない。孫に感謝!
さあもうすぐ夏休みだ。又川遊びに行こう!




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プロフィール

脇 昌彦

Author:脇 昌彦
水彩画廊 suisaiga.jpを是非御覧ください。



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