脇昌彦の水彩絵日記

折々に思い感じたことを記した絵日記

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No.157 「侵略の世界史」によせて

<世界は今も白人達に支配されている>
 最近大きく揺らいでいるにしても、世界の支配者はアメリカ、イギリスを中心とする欧米の白人達である。この白人達がなぜ500年に渡り世界の国々を侵略し支配してきたのか、祥伝社黄金文庫「侵略の世界史」清水馨八郎著を読んで詳しく知ることになった。有色人種の国家や民族や文明に暴虐の限りを尽くしたその由来や実態を、分かりやすく系統的に詳述している。
 アメリカインディアンや黒人奴隷の悲惨な歴史は断片的に聞き知ってはいたが、この本で改めてその残酷な支配の真実が良く理解できた。歴史上戦争や侵略は無数にあるものだけれど、特に白人のそれは全世界を覆い尽くし桁違いに酷く暴虐で際立っているのだ。
 そして現在もその状況は基本的に変わっていない。表向きは民主主義や自由主義などの正義をかざして、その実は裏で実権を握って支配をしており、その狡猾さは際立っている。その象徴は9.11の世界貿易センタービルのテロである。これはアメリカ政府の自作自演であったのは既に世界の常識になっている。その結果彼らはアフガンとイラクを侵略してヘロインや油田を掠めとったのだ。そのために自国民を3.000人ちかくも犠牲にした。自分でやったことを他国のせいにして「テロとの戦い」と称して何の関わりもないイラクの数百万人を超える人々を虐殺するのだから、その悪質さは驚くばかりである。
 「リメンバー・アラモ」、「リメンバー・メーイン号」、「リメンバー・パールハーバー」、そして「リメンバー・9.11」なのだ。これは建国以来のアメリカの他国侵略の常套手段である。これらをインターネットで検索することをお勧めする。
 しかしこれはアメリカだけのことではない。イギリスを筆頭とした白人国家のすべてに当てはまることである。
 暴力や金銭で支配するだけではなく、最近はその実態を巧妙に隠して表向きは正義を振りかざすその狡猾さがやりきれない。世界の主要なマスコミはその詐欺行為のツールになっている。日本のマスコミも例外ではない。騙されてはいけない。
<白人の暴虐は想像を超えている>
 この白人の「侵略の歴史」の原点はコロンブスのアメリカ発見によって始まった。いわゆる西インド諸島のキューバ、ハイチ、ジャマイカなどをスペインが侵略したのが事の起こりである。この実態は岩波文庫「インディアスの破壊についての簡潔な報告」ラス・カサス著に詳しい。現地のスペイン人の聖職者が国王に実情を告発したものだ。
 著者ラス・カサスはキリスト教の聖職者で父親が現地で経営していた農園を引き継いたが、スペイン人の暴虐、粗暴な行状に嫌気がさして帰国し、その実情をスペイン国王に訴え後にそれをこの本に著したものだ。当時はインドだと誤解していたのでインディアスとあるが、これはカリブ海の島々のことである。
 この中で当時の原住民のことがこう描かれている。
「神はすべての民族の中で、このインディアス一帯に住む無数の人々をことごとくこの上なく素朴で、悪意や二心をもたない民として、又きわめて恭順でもともと従って来た土着の首長にも、また今現在使えているキリスト教徒にもじつに忠実な民として創造された。彼らは世界中のどの民族よりも謙虚で辛抱強く、また温厚でおとなしく争いや騒動を好まない。また、彼らは口論をしたり不満を抱いたこともなければ、人に恨みや憎しみ、それに復讐する気持ちを抱くこともない。」
 スペイン人はこの素朴な原住民に襲いかかり略奪し、虐殺し、奴隷として酷使してありとあらゆる謀略の限りを尽くした。最初にスペイン人がこの島々に上陸した1502年から40年間で、おおよそ1500万人の原住民が殆ど死に絶え、島々は無惨に荒れ果ててしまったと彼は書いている。
 そして不足した労働力を補うために、アフリカから黒人を拉致して奴隷としてここに入れたのだ。その結果この島々は今ではほとんど黒人で占められた国々になっている。これが白人の侵略の原点であって、その後のいわゆる「大航海時代」は非白人国家に体する侵略、略奪、虐殺の歴史であった。
<植民地の略奪で白人国家は繁栄した>
 この黒人奴隷売買で巨万の富を得たのがスペインに代わって世界支配に乗り出した大英帝国であった。リバプールはその黒人奴隷貿易の一大基地であった。英王室の後援を受けて海賊キャプテン・ドレイク等が先頭に立って黒人貿易をしてさらに他国の船を襲って財宝を奪ったのだ。一説によればこの蓄積した冨が産業革命の原資になったという。むろんオランダ、フランス、ポルトガルも同罪であった。200年以上に渡り推計1500万人が売買されたという。人間をオークションにかけて競売したのだ。この数字は「侵略の歴史」に書かれた推計値である。しかしこの取引された推計値の数倍の死者があるのが常識だという。岩波新書「略奪の海カリブ」増田義郎著の中にその実情は一層詳しく書かれている。
 その後の白人達の暴虐な所行を列挙しよう。
・アフリカの植民地化と黒人奴隷狩り:アフリカは国土を不自然に分割され、いまだに実質的な支配下に置かれている。
・アステカ、インカの侵略と虐殺:高度な文明は破壊され残された人々は言語を失いカソリックに改宗されている。
・アメリカ大陸インディアンの駆逐、虐殺:フロンティアと称して土地を奪われ、虐殺されてほとんど駆逐された。
・インドの植民地化:300年に渡る巧妙な植民地支配がなされ、飢餓、分裂、内乱に悩まされた。
・東南アジアの侵略と植民地化:中国、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナム、ラオス、台湾、南太平洋諸島の植民値支配
・オーストラリア、ニュージーランドの支配:現地人のアボリジニーをほとんど虐殺して白人国家を樹立した。そして最近まで白豪主義で有色人種の移民を禁じていた。

<日本は危機に瀕している>
 日本の台湾、韓国の併合とこの白人の所行を比較してみると良い。むろん二等国民としての差別はあったが、日本は彼らに日本国籍を与え日本人と同じ教育をして、産業を興し農業を育て道路を整備したのだ。しかも両国は隣国である。地球の裏まで侵略して虐殺、略奪、奴隷狩りをした西欧白人の植民地とは全く比較にもならない。日本の左翼と言われる文化人達はこの事実に目をつぶって、自国の植民地支配を嘘を交えて誇大に批判している。しかもその歴史的事実を書いてある本すら毛嫌いして読むことを拒否する。事実に基づき同じ尺度で双方を比較して、公平に批判をしてほしいと痛感する。日本国は従軍慰安婦も南京虐殺も関与していないのが、客観的事実なのだ。
 敗戦後にGHQの要請により日本政府が国営慰安所を全国に設置して、最盛期には5万人近くの女性を集めて米軍兵士に提供したという。また米軍の日本女性の強姦事件は日本全国でで頻発して、小学生や病院の看護婦まで強姦されたという事実もあった。また韓国政府も在韓米軍用の同様の国営慰安所を作り、しかもつい最近までそれがあったという。どうしてマスコミや文化人達はこれらを無視するのか?
 そして大臣や要職にある人が「南京虐殺や従軍慰安婦は事実でない」の一言でマスコミから集中砲火をあびて、失脚する。文化人が特に激しく攻撃する。おかしくないか?

 欧米白人は世界の85%を植民地として支配していたが、大東亜戦争でその大部分を失い、その結果ほとんどの国が独立した。(大東亜戦争は禁句だけれど)しかしその後の世界は資本主義、民主主義の美名のもとに密かに大部分の国が再支配をされてしまっているようだ。そのための巧妙な仕掛けが民主主義であり、それを操る重要なツールがマスコミなのだと思う。マスコミを信用してはいけない。最も狡猾で悪質なのだ。 
  今の日本はアメリカの産軍複合体の戦争屋達に、裏で実質的に支配をされている。マスコミや文化人もその例外ではない。右翼も左翼も例外なくそうなっているらしい。だからこの欧米白人達の暴虐非道な歴史は決して語られないし、むろん教科書でも教えない。最近のテレビや新聞は西欧文化礼賛で塗りつぶされている。コマーシャルは欧米人が主役になっているし、ゴルフや大リーグ、サッカーの放送も欧米のものが溢れている。欧米文化を賛美して、その一方で日本国の過去を嘘で貶めて過剰に批判する。何かおかしい!
 これも厳然たる事実としてここで言っておこう。当時の日本軍は規律が厳しく、統制が取れており現地人の虐殺、陵辱、そして略奪などが最も少ない軍隊として世界に知られていたという。「日中戦争時代の武士道精神」水間政憲著に当時の写真と新聞記事を元にして詳しく語られている。右翼の本だといって拒絶されるのを承知で紹介する。ここにある証拠の写真と記事の多くは、朝日新聞からのものである。今現在その朝日新聞はアメリカの支配下にあって、戦前の日本批判の急先鋒であるのは皮肉である。
 中国や韓国が南京虐殺や従軍慰安婦で日本を批判する。「過去の歴史を忘れた国に未来はない」と。
 私たちは正に歴史を正しく学ばなくてはいけない。そうすればこの中国と韓国の批判の裏に欧米白人達の狡猾な謀略が見えてくるのだと思う。アジア人に団結されて反抗されるのが嫌なのだろう。彼らは裏で対立を煽り、漁父の利を狙っていることを忘れてはならない。
 そして今の日本人はそのことに全く気づかずに、マスコミの垂れ流す歪んだ情報に操られて右往左往している。右翼も左翼も全く意味をなさないのだ。
 ラス・カサスの描写するインディアスの原住民は日本人と実に良く似ていると私は思った。二の舞にななるかもしれないと想像して、ぞっとした。







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脇 昌彦

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