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脇昌彦の水彩絵日記

折々に思い感じたことを記した絵日記

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No.148  明治維新で日本人は不幸になった

奥多摩渓谷

 暑い夏が漸く収束する気配になった。周辺を見ると穏やかな日々が流れている。蝉が鳴き秋の虫の声も聞こえ始めた。孫達の夏休みはもうすぐ終わりになる。
 今年の夏休みも4人の孫達と多摩川と秋川、名栗川で川遊びをした。冷たい清流の中を魚と一緒に泳いだ。あっという間に60年の歳月を遡って、当時の煌めく楽しい思いが溢れてきた。孫達のお陰だ。60年前が昨日のことのようだ。
 当時はあの悲惨な太平洋戦争の敗戦の余韻がいまだくすぶっていた頃であった。子供であった私は親達の戦争の話しを遠い昔のことだと思っていた。しかし今思えば大空襲や原爆、そして敗戦はそのちょっと前の話であったのだ。子供の時間感覚は大人と違うのだ。
 私の母方の祖母は明治4年生まれであった。晩年に一緒に暮らしていた。いつも和服を着て髪を結って簪を挿していた。今は珍しい三弦琴を弾いていた。いまだ江戸の濃厚な雰囲気の時代から、幾多の戦争を経て敗戦後の昭和35年頃まで生きた。ランプの時代からテレビの時代までを駆け巡ったのだ。テレビで歌舞伎を見ていて、突然裏をのぞいて不思議そうな顔をしていた。幸いに四人の子供は戦争の犠牲にならなかった。おばあちゃんは明治、大正、昭和の90年を生きたのだった。おばあちゃんの生きた時代はどんな時代だったか。
 300年近く続いた江戸幕府が倒されて、開国して西欧文明を学び富国強兵に邁進して、瞬く間に西欧列強に肩を並べた偉大な時代であったという。司馬遼太郎の「坂の上の雲」がそれを代表している。明治の人々は偉大であったと教えられた。しかし私はそれは間違いと最近思うようになった。
 明治時代の社会は混乱していた。幕府のあまたの武士達は失業した。維新で活躍した下級武士達も多くは見捨てられて生活に窮した。年貢が廃止されて貨幣で税を納めるようになったが、貨幣経済の未熟な農村には酷税となって各地で暴動が頻発して騒然となった。開国によって物価が高騰し各地で打ち壊しが頻発した。治安が極端に悪化していた。政府の多くの要人も凶刃に倒れた。
 そんな国民の窮乏をよそに、国は多額の予算を軍備の増強に回した。維新の元勲達は豪奢な生活をし、天文学的な蓄財に励んでいた。薩摩の下級武士であった松方正義は総理大臣になり日銀を創設した。あの「松方コレクション」は彼の息子の松方幸次郎が買い集めたものだ。あの椿山荘は山県有朋の邸宅であった。土佐の郷士岩崎弥太郎は坂本龍馬暗殺の後に亀山社中、海援隊を引き継ぎ、トーマス・グラバーの後援によって巨大な三菱財閥の元を築いた。キリンビール、高島炭坑、長崎造船所を経営したのはグラバーで、それを後藤象二郎経由で払い下げを受けたのである。そして台湾出兵、西南の役、日清戦争、日露戦争と相次ぐ戦争で三菱は瞬く間に巨大財閥になった。岩崎弥太郎の葬儀は例のない程に盛大で、その為に動員された人足は6万人であったという。
 英国ロスチャイルドのトーマス・グラバー、英国公使パークス、アメリカ系ロスチャイルドのフルベッキ達は下級武士を操り駆使して、江戸幕府から日本国を簒奪したのが明治維新である。彼らは武器と麻薬を商いする巨大な戦争商人達である。三菱財閥、三井財閥、住友財閥は彼らの番頭として日本国を簒奪したのだ。もちろん皇室も同じであった。天皇を現人神に仕立てて、金儲けの為の戦争に駆り立てたのは彼らだったのだ。

 穏やかな徳川時代から一転して、明治時代は戦争の時代になって、人々は徴兵されて戦地に狩出された。そして庶民は困窮し多くの日本人は不幸になった。その先に113都市の大空襲と広島長崎の原爆の投下があったのだ。
明治以降の戦争はその悪徳な欧米に組した皇室と政府、巨大財閥の合作であったという。


 金儲けの為には手段を選ばない卑しい人々が跳梁したのだ。太平洋戦争はその結果である。今もその構造は基本的に変わっていない。日本はまた戦争に傾斜し始めた。
 私達は目覚めなければならない。かわいい孫達を決して戦争に狩出してはいけない。その為には何をすれば良いのか。選挙さえ当てにならないのだから皆目分からないが、先ずは隠された真相を知ることだと思う。そして力を合わせて少しずつ変革するしかないのだろう。欧米の戦争商人に騙されてはいけない。


 鬼塚英明著の「天皇のロザリオ」、「日本の本当の黒幕」は明治以降の日本の内幕を、多くの資料を駆使して見事に暴いている。今の日本を憂える人は必読だと思う。






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脇 昌彦

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