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脇昌彦の水彩絵日記

折々に思い感じたことを記した絵日記

No.103 個展案内

葉山「葉山海岸」F6

      水彩で描く身近な風景
      
普段見過ごしてしまっている
         美しく懐かしい光景を描く

      脇昌彦水彩画展
      会場:次男画廊(JR国分寺駅南口 徒歩1分)
      会期:4/1(金) ~ 4/6(水)
          am11:00 ~ pm6:00迄
         (但し最終日はpm4:00迄)


 いつの間にか個展は15回目になった。隔年を目安にしているから第一回から30年程になるだろう。歳月は早いものだ。
 描き始めて10年ほどは論外だが、その後技術は向上したか、絵は良いものになったか、ずいぶんと心もとない。どれほど見る人に共感してもらえるのかは、さらに自信が無い。
 確かなことは、最近描くときに雑念がなく、自然にモチーフに向かっていることだろう。絵はモチーフと自分との共振の結果生まれるものだと思う。


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No.102 庚申塔

庚申塔


 庚申塔は野山や街道筋を歩いていると良く見かける。南の青梅街道にも庚申塚と言う交差点がある。干支の猿と関係があるらしいと思っていたが、それだけであった。
 先日越生の梅林にスケッチの下見に出かけた。その入り口付近に庚申塔があった。この中に由来を詳細に書いた看板があったので、それを以下に転記した。

「庚申様の由来」
 人の体内には目に見えない「三尸」と云う三匹の虫が住み、一匹は体を飾る黒色の虫で頭の中に住みおしゃれで虚栄心が強く、もう一匹は背中に住み青色のグルメ狂でおいしいものばかりを食べたがる美食家です。他の一匹は白色の虫でお腹の中に住み付き、性道徳をみだす色情狂の虫です。
 頭と背中とお腹に住む三匹の虫は人にこのような行動をさせておきながら、60日に一度の「庚申」の夜、人が寝ている間に体内から抜けて天に昇り、帝釈天に人の行動を報告する。そして帝釈天はその人の善悪に応じて寿命を縮めたり地獄へ落としたりする。これを恐れて、人は庚申さまの夜に三匹の虫が体内から抜け出し告げ口をしないよう徹夜で番をする。又庚申様のお使いの「見まい、聞くまい、話すまい」の三匹の猿をまつり、悪行を告げないでほしいとお祈りしたのです。また体内から三尸を追い出すための「形代」の紙人形を作り、そこに虫を宿らせて川に流してしまいました。
又、「虫封じ」や「みそぎ」等の儀式は三尸の虫を封じ、体内に入らないように水で体を清めたものです。又庚申様は山王二十一社権現の青面金剛で、道路の辻に祭って旅人や馬を蛭から守ってくれます。交通安全の守護神として、古来より多くの人々に信仰されております。

               平成13年春彼岸    最勝寺住職隆聖

 これを読んで「なるほど!」と得心をした。庚申様のお使いは猿で「見ざる、聞かざる、言わざる」であるという。
 三尸(さんし)の虫なるものも初めて知った。広辞苑で調べると道教由来の人体に住む虫で庚申の夜に天に登り、その罪を告げ口するとある。帝釈天は須弥山に住む仏教の神だけれど、もとはヒンドゥー教のインドラ神である。
「形代」は陰陽師がお祓い等に用いた紙人形で、この体を撫でて災いを移して川に流してしまうという。

 それにしても、この話は仏教、道教、ヒンドゥー教、易教までごちゃ混ぜである。帝釈天と三尸の虫と猿と人の騙しあいの知恵比べのようで、なんともユーモラスで滑稽な話だ。そして、きわめて日本的な話だと思う。
柴又帝釈天の門前町が寅さんの故郷だと云うのも、ぴったりのような気がする。








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プロフィール

脇 昌彦

Author:脇 昌彦
水彩画廊 suisaiga.jpを是非御覧ください。



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